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Made by 3D

FLATLAND BMXのパーツ構成の中で、フリーコースターハブと同様に特殊と言えるパーツがサドルだと思う。他の自転車のサドルよりもシンプルでありながら違った機能性が問われる。邪魔にならないコンパクトなサイズであったり、グラブしやすいデザインであったり、

尻をのせる(サドル)と言うよりも、トリックに欠かせない重要なパーツ。

 

世界には、あらゆるサドルが多く存在するが、FLATLAND BMXに特化したサドルの種類は多くない。以前、Twitterで難しいことにチャレンジしたいとつぶやいた。フレームやフロントフォークを生産することが易しいとは言えないが、グリップやサドルを製作するとなると、ARESBIKESのような小さなブランドには、大きな乗り越えなければならない壁が立ちはだかる。それは、A-Classタイヤと同じようにモールド(型)が必要になる。昨年より、開発を行ってきたサドルはタイヤのように大きくなくても、インジェクションモールドという、高価なモールド製作からスタートしなければサンプルすら見ることができないのです。

’99、ARESBIKESをスタートさせた当時(まだARESBYKESであった)にパーツブランドとして、EIGHTY-EIGHT(88)を同時にスタートさせ、チェーンリングやステムなどと同じように、グリップの生産にも着手した。当時は、2Dの図面を確認し変更や修正がなければ、ぶっつけでモールドを作り大量のグリップの生産を行った。ご存知のとおり、世に出回るグリップは安いものでは数百円、高くても2000円を超えるものは数少ない。百円ショップのように、大量生産、大量販売できるものならともかく、FLATLAND BMXという限定されたカテゴリー、そんな特定のニーズな製品に高価なモールドをサンプルも見ることもできないままに、やってのけた当時が懐かしい。

余談が長くなったが、この企画は小学生でありながら、類稀に見る才能のMinatoの一言から始まった。

「サドルが欲しい。」

 

先に書いたように、FLATLAND BMXに特化したサドルが数少ないことは把握していても、ぶっつけ本番で、ましてやキッズライダーとしては知名度があってもライダーとしての経験が浅い、Minatoの意見を正確に形にすることが可能なのかという事へ不安と迷いがあった。Minatoと何度も打ち合わせを行い、2D,3Dの図面を作り直し、彼が希望するデザインに図面上では仕上げる事ができたのだが、モールドコストはやはり大きな壁であった。一度は、コスト面で諦めざるおえない状況になったが、ARESiGと同様に協力してくれる工場を新たに見つけることができた。ここまで来れば、ARESBIKESのコンセプトである、For Riderから脱線する事はできない。何が何でも作り出すこと、

そして、図面だけでの確認ではなく、今ではリスクの高い高価なインジェクションモールドを製作する前に、3D プリンターでサンプル製作できることを教わった。一部始終を見せる事はできませんが、それが画像の、3Dプリンターで製作したサンプルの一部です。驚く事に、重さは製品になった時と、ほとんど変わらないそうです。とはいえ、サンプルですから使用することはできません。細かなスペックは、製品として発表する時に公表しますが、現在はサドルの表面加工の仕上がりの確認待ちで、その確認ができれば、とうとうモールド製作という一大イベントへと進みます。目の前にあるサンプルを毎日見ながらワクワクしています。

製品の発表、発売は、夏休みまでに間に合えばと考えています。

Text: Katsu Sera

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